2019年10月26日に、5回目の会員参加イベントを開催しました。
前日は雨でしたが、当日はご覧の通り晴れ間が広がり、気持ちの良いお天気となりました。
今回は科技高成城同窓会の40周年を記念して、例年よりも豪華な内容を企画しました。
母校沿線の小田急線の最西端にある箱根湯本駅に集合し、そこからバスで移動しながら各目的地に立ち寄り、箱根町をぐるっと巡ってきました。
開催2週間前の台風19号による被害の影響で、移動に最短ルートが使えないため、少し遠回りして目的地に向かいます。途中、芦ノ湖の脇を抜け、展望台に寄り道して富士山を間近に望めるなど、遠回りのおかげか予定には無い、良い景色に出会えました。ちょうど富士山がスッキリ見えるタイミングと重なり、この後も何度か富士山が見える場所を通りましたが、これだけスッキリ見えたのはこの時だけでした。
最初の目的地、箱根ガラスの森美術館に着きました。
美術館に入ってまず最初にガラスの体験工房に移動します。こちらでサンドブラストを体験して、オリジナルグラスを作ります。グラスの形状や選ぶ模様に個性や目的が出ていて、各自が素敵なマイグラスを作り上げていました。
完成した人から自由行動となり、集合時間まで館内の見学やお土産を見たりと、思い向くまま過ごしていました。ガラスの木をはじめ、貴重なベネチアングラスの展示や企画展など、見るものも多かったです。
箱根ハイランドホテルに移動して昼食です。40周年を祝して、参加者全員で乾杯しました。ランチコースはボリュームもあって、食後お腹いっぱいだとの声も聞かれました。
最後の目的地、箱根ラリック美術館に到着です。下の写真は美術館入館前にルネ・ラリックについて説明を受けているところです。美術館内は撮影できないため、写真は少なめですが、展示されている宝飾品やガラス工芸の数々はどれも精巧かつ綺麗で、とても楽しむことができました。
最後に美術館入り口で参加者一同で記念撮影を行いました。この後バスに戻って箱根湯本駅に戻ります。
バス移動の往路復路の景色も綺麗で、紅葉にはまだ早かったですが、仙石原のススキも見頃になっていたりと、景観を楽しむことができました。
帰路も遠回りのため少し時間を押してしまいましたが、箱根湯本駅に到着後、解散しました。バス内は行きと違って静かで、疲れた様子も見られましたが、この1日を楽しんでいただけたようでした。
けが人やトラブルもなく、無事イベントを終えることができました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
今回は40周年ということで、交流を重ねている科技高同窓会にもお声がけし、会長の杉田様にゲストとしてご参加いただき、昼食の際にはお祝いの言葉もくださりました。今後も定時制と通信制の両同窓会でこのように親交を深めていければと願っています。
今回の会員参加イベントは、大涌谷の入山規制による当初プランからの変更、開催2週間前に上陸した台風19号による被害で開催が危ぶまれるなど、開催までに紆余曲折がありました。
参加者数は昨年と比べて減ってしまいましたが、無事開催して参加者一同で箱根を巡り、40周年を一緒に祝えたことが、素晴らしい記念となりました。
会報29号、記念パーティー、そしてこのイベント2019をもって、科技高成城同窓会40周年記念事業は全て完了することができました。これも会員の皆様のご理解とご協力があってこそです。厚く御礼申しあげます。
次回のイベントについては、現在未定となっております。決まりましたら、総会や本ウェブサイト上でお知らせいたします。
